自然の力。
4月も終盤に差し掛かりました。
人々の想いをよそに、自然の中では桜が咲き、そして散り、緑の葉に変わり、粛々と季節を移して進んでいます。
3.11の時にも感じましたが、こういう自然の寡黙な強さに、私は救われる思いがします。
そういえば、自粛騒動で最近空気が綺麗になったのか、遠くの山の稜線が以前よりもはっきりと見えるようになりました。
気のせいか、強くなり始めた日差しのせいなのか、外の空気が澄んでキラキラしているように感じます(笑)
そして嬉しいことに、去年の秋に挑戦してみた「ミニバラの挿し木」が成功しました♪
秋のバラの剪定の時に、挿し木をやってみたんです。
3本植えたもののうち、2本が成功して咲いてくれました!
今年の冬は暖かかったし、結構頑張ってお世話したのも良かったのかな?(*´▽`*)
コロナ疲れの中で、ここでも自然の力を感じました。
さてさて。
今日のお話は少し戻って4月の中旬頃のこと。
お隣さんから、『屋根の下に大きな蜂の巣ができてるよ!』と教えてもらい、慌てて外に出てみたら・・・
Oh~!!
なんということでしょう!!
いつのまにか、本当にいつの間にか大きな蜂の巣が・・・
双眼鏡で覗いてみると、この黒い塊の全体が蜂でした。。。
蜂が蠢きながら球状に固まっています。
でもどうやら「ミツバチ」のようで、こちらに向かってきたり攻撃してきたりはしません。
ただ、やはりこのままというわけにもいかず、何とかしなくては・・・と思いつつ色々調べていたら、
どうやらこの子達は 今や貴重な “ 日本ミツバチ ” のよう。
本当は駆除せずにそっとしておいてあげたいくらいの存在だそうで。。。
とはいえ、このまま放置していても結局はスズメバチなどの外敵にやられてしまうそうで・・・っていうかそれって
放っておいたらスズメバチが来てしまうってことやん!
どっちにしてもこのままっていうわけにもいかず、どうしたもんかと悩んでいましたが、夫がダメ元で連絡した
「養蜂所」の方がとっても親切な方で、日本蜜蜂を集めていらっしゃる方を紹介して下さり、何とその日のうちに
軽トラで取りに来てくださいました(;O;)
日に焼けたとても親切そうなおじさんでしたが、蜂の巣を一目みるなり
「これは大きいな!これは昨日今日できたもんじゃないなぁ」 と。
今までまーっったく気づかなかったんですけどねぇ(;´∀`)
日本ミツバチは色味も地味なので屋根の茶色に溶け込んでますしね。
ミツバチは板状の巣を作るのですが、それがすでに5連ほどできておりまして、その周りに蜂が球状に群がっていたのでした。
かなり取りにくい場所にあったにもかかわらず、あれこれと工夫をしながら30分ほどで見事に蜂を巣ごと取ってくださいました。
そして巣の中に女王バチが残っていればまた別のところで巣を作り始めるということで、取った巣ごと持って帰ってくださいました。
おじさんのところでまた元気にコロニー作ってね♪と願いつつ、おじさんのご親切に感謝しつつ、蜂取り物語は終わりました。本当に本当に有難かったです(;O;)